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便秘対策 その3

便意の信号が弱い人へ
  便秘になれて、便意の信号が弱くなっている場合、便意がないのでせっかくお腹の中は、いつでも出せる準備が出来ていても、出す機会が無くなります。この場 合やたらガスばかりが出ます。準備が出来ているのに出ないので、分解がつづきガスとなって出てきます。(ニオイはありません)
 犬や猫、馬、牛など、ほ乳類では赤ちゃんが生まれた時、母親が体中をなめ回しています。その時おしりも肛門もなめ、そのことで赤ちゃんが排便できるようになるとのことです。これを応用します。便意が無くても毎朝決まった時間にトイレで肛門を10回ぐらい押すようにして刺激します。数分待てば排便が始まります。
 

たくさん乳酸菌飲料や、製剤、ヨーグルトなどが発売されています。こうした乳酸菌を取るのとオリゴ糖摂取は何が違うのでしょうか。

  同じ乳酸菌と書いてあれば同じ物と思いますが、どうも違うようです。私達の腸内には、乳酸菌や大腸菌やその他の悪玉菌が住んでいます。その総量は、1.5 キロにも達するそうです。この菌達は縄張りを決めてそれぞれフローラと呼ばれる集落を形成しています。お腹の状態が悪い時は、悪玉菌が優勢で、調子のいい 時は善玉菌が優勢です。外から摂取する乳酸菌は外国からきた助人のように、投入された時だけ役に立ち、長くは駐留してくれません。オリゴ糖は腸内に住む乳 酸菌に落下傘で食物を供給します。そのため元々住み着いている乳酸菌のグループが活性化するのです。つまり乳酸菌と一言で言っても、あなたに合う物と合わないものがあるようです。ちなみに筆者の場合、ヤクルトは全然効きません。

一度違う会社の乳酸菌製剤の説明書を比べたことがあります。驚いたことにその2種類の製剤に含まれている乳酸菌の名前と量は、全く同じでした。同じなのに効き目が違うのは、人間で言えば人種が違うからでしょうか

乳酸菌製剤の使い方に、食後の口臭を消すこと、夜中に歯が痛む時の対策として使うことも出来ます。乳酸菌製剤を飲み込まず、口の中で溶かします。菌が活性化して口内の食物を分解したり、歯を痛める菌と戦ってくれるようです。お試しあれ

(10月21日記)

再びヨーグルトについて
上野川修一日本大教授(東大名誉教授)のヨーグルト健康法
 乳酸菌など善玉菌は
1.腸内を弱酸性に保ち、腸の調子を整える
2.腸内感染を防ぐ
3.免疫の働きを高め、がんを予防する
4.アレルギー発症を予防する
5.血圧を下げる
等の効果があるという。
ただし「善玉菌は種類が多く、人によって腸内にいる菌の種類や量が違う。自分に合う善玉菌を選ぶのはなかなか難しい問題だが、実際にいろいろ試してみる他はない」
とのことです。 この項全体の記事は毎日新聞10月23日「医療 安心 健康」欄からの引用です。

(10月24日記)