便秘対策 その3 便意の信号が弱い人へ たくさん乳酸菌飲料や、製剤、ヨーグルトなどが発売されています。こうした乳酸菌を取るのとオリゴ糖摂取は何が違うのでしょうか。 同じ乳酸菌と書いてあれば同じ物と思いますが、どうも違うようです。私達の腸内には、乳酸菌や大腸菌やその他の悪玉菌が住んでいます。その総量は、1.5
キロにも達するそうです。この菌達は縄張りを決めてそれぞれフローラと呼ばれる集落を形成しています。お腹の状態が悪い時は、悪玉菌が優勢で、調子のいい 時は善玉菌が優勢です。外から摂取する乳酸菌は外国からきた助人のように、投入された時だけ役に立ち、長くは駐留してくれません。オリゴ糖は腸内に住む乳
酸菌に落下傘で食物を供給します。そのため元々住み着いている乳酸菌のグループが活性化するのです。つまり乳酸菌と一言で言っても、あなたに合う物と合わないものがあるようです。ちなみに筆者の場合、ヤクルトは全然効きません。 一度違う会社の乳酸菌製剤の説明書を比べたことがあります。驚いたことにその2種類の製剤に含まれている乳酸菌の名前と量は、全く同じでした。同じなのに効き目が違うのは、人間で言えば人種が違うからでしょうか 乳酸菌製剤の使い方に、食後の口臭を消すこと、夜中に歯が痛む時の対策として使うことも出来ます。乳酸菌製剤を飲み込まず、口の中で溶かします。菌が活性化して口内の食物を分解したり、歯を痛める菌と戦ってくれるようです。お試しあれ (10月21日記) 再びヨーグルトについて (10月24日記) |